このたび名古屋外国人雇用サービスセンター主催の「2023年春季 外国人留学生インターンシップ事業」に受け入れ企業として参画し、インターンシップを実施しました。期間は3月3日〜16日までの10日間です。
システム開発業務の理解には短く感じられる期間ではありますが、就業体験を通して日本の企業風土や労働慣行等について理解を深め、留学生自身の進路設計に役立てていただける機会を提供いたしました。
受入学生：名古屋大学 情報学部・情報学研究科 Chen YuFei
取組課題：GISエンジンの主題図機能のカスタマイズ
今回申し込みいただいた学生は日本語能力が非常に高く、円滑にコミュニケーションができました。日本語の課題図書の読解も日本人の大学生と遜色ないものでした。来日されたのは2020年12月だそうで、現在までの努力が伺えました。
初日のオリエンテーションでは、プログラミングの知識や技能に関してミスマッチや不足する部分がありました。しかし新しい知識を素早く吸収し、与えられた課題を達成させることに集中した姿勢が印象的でした。そしてその結果、最終日の成果発表会では無事課題をクリアされたことが報告されました。
聞くところによると、前日までは良い報告できるかどうか難しい状況にあったそうです。そのような状況に直面すると諦めてしまう学生は決して少なくありません。真摯に課題達成に向けて取り組む姿には感銘を受けました。