お客様各位
新年あけましておめでとうございます。 旧年中は格別のご厚情を賜り、厚く御礼申し上げます。
昨年弊社は 100%自社開発のGISエンジン MQD (MapQuestDotNET) の最新版をリリースいたしました。最新版の Version 5 は、対応する Microsoft .NET Framework を最新版に統一、将来を見据えて提供内容を整理したものとなっております。これは. NET ファミリーの最新メンバーである .NET Core および .NET Standard への対応の布石です。
MQD は Microsoft の .NET Framework 上でその機能を発揮する製品です。
米マイクロソフトは、近年クラウドの Microsoft Azure にビジネスの中心を移し、Build 2017 では「クラウドこそが、我々のビジネス」と、クラウドへのシフトを鮮明に打ち出しています。マイクロソフトのクラウド戦略は、IaaSやPaaSのような単なる仮想マシンやベースプラットフォームを提供だけでなく、クラウドを前提に高度なサービスを提供し、高い付加価値を出していこうとしています。クラウドの有り余る処理能力とビッグデータを組み合わせ、機械学習などのさまざまな機能により、クラウド自体を"人工知能化(AI化)"していこうとしているのです。
私たちは近い将来、そんな人工知能クラウドを活用できるGISサービスを提供します。そこでは世界一詳しいとされるゼンリン住宅地図が扱え、お客様の位置を含めた様々な情報を人工知能(AI)が分析・見える化してくれます。その第一歩を今年5月には発表できる見込みです。
本年がお客様にとって素晴らしい一年となりますようご多幸とご健康をお祈り申し上げます。 本年も宜しくお願いいたします。
2019年1月1日 株式会社マップクエスト 代表取締役 佐藤 亮介
※GISエンジン=地図ソフトウェア開発キット(SDK)