
製品概要

地図表示はたった1行で
地図システムで最も重要な地図表示を、GIS開発初心者の方でもたった1行のプログラミングで実現します。GISの基本機能であるマウス操作での地図のスクロールや拡大縮小、検索、編集も数行のプログラミングで実現します。
各社の主要な地図に
幅広く対応
(株)ゼンリン・住宅地図(ZMAP-TOWNⅡ)・広域地図(ZMAP-AREAⅡ)や、NTT空間情報(株)・GEOSPACEなど、様々なベクトル地図に対応しています。
また、各種フォーマットのラスター地図などにも対応しています。
地図の見た目も自由に変更することができます。


初めてでも安心、
サンプルコード集
すぐに動作する実用的なサンプルコード(C#.NET、VB.NET)を100以上ご用意しています。開発者の方がSDKを短時間で理解でき、サンプルを組合わせることで短時間で目的のシステムを開発できます。
地図システムの要!
地図描写を高速化
地図システムにおける高速な地図描画は、作業をスムーズに進める上で必要不可欠です。
弊社独自の地図データフォーマットを使用することで、ストレスの無い操作感をご提供します。

住宅地図との相性抜群
ゼンリン社の住宅地図データベース「ZmapTOWNⅡ」、
広域・詳細地図データベース「Zmap AREAⅡ」の運用に最適
地図システムにおける高速な地図描画は、作業をスムーズに進める上で必要不可欠ですが、住宅地図は情報量が非常に多く、データの読込時間がかかり地図描画スピードが低下します。MapQuestの開発した独自フォーマット「MQXフォーマット」は、情報量をよりコンパクトにまとめ、ほしい情報を取り出す工夫に加え、 徹底的に地図描画スピードを追及してまいりました。地図描画スピードを追求した結果、あらゆる環境において操作性、機能性ともに改善され、住宅地図との相性は抜群です。

開発ライセンス
開発キットには、スタンダード版とプロフェショナル版の2つのエディションをご用意しております。
各エディションの機能的な比較は機能ページをご覧ください。
開発キット1セットで、同一セクションに限り何台のPCでも開発していただけます。なお、開発したアプリケーションを配布する際は、利用されるPC1台ごとにひとつの運用ライセンスが必要になります。また、ソフトウェアライセンス認証を採用しているため、インストール時に煩わしいハードウェアプロテクトを管理する必要がありません。

導入研修
-
地図を利用したシステム開発が初めての方
-
より速く製品理解をし効率よく開発したい方
そんな方におススメの導入研修をご用意しています。
地図システムの構築方法、MapQuestDotNETの概念やお客様の目的としたシステムに適した利用方法など、弊社開発者がわかりやすくご説明いたします。
製品内容
-
クラスライブラリ (MQD本体)
-
ライセンス登録、地図変換、地図データメンテナンスツールなどのユーティリティ群
-
約170種類の豊富なサンプル
-
(株)ゼンリン提供「Zmap-TOWNⅡ」のサンプル(愛知県名古屋市中区の一部)
-
スタイルやシンボル選択ができる画面などで構成される「オプションコンポーネント」
-
クラスライブラリの説明やユーティリティ群の使い方を説明したリファレンスマニュアル
-
サンプルプログラム
-
初年度年間サポートサービス
※MapQuestDotNETはMQDと同一の製品です。
動作環境
開発ツール
Visual Studio 2015/2017/2019
開発言語
C#/Visual Basic
フレームワーク
.NET Framework 4.6 以降
OS
Microsoft Windows 8.1/10 October 2020 Update (20H2)まで
ハードウェア
CPU:Intel Core i5 4000番台 以降
メモリ:32ビット版 2GB以上推奨、64ビット版 4GB以上推奨
ストレージ:1GB以上の空き容量 ※地図データ領域は含みません
ディスプレイ:解像度 1024×768以上
その他
CD-ROMドライブ(インストール時)
販売価格
システム構成

スタンドアローン
利用分野
-
新聞販売店システム

クライアント/サーバー
利用分野
-
顧客管理システム
-
設備管理システム

クライアント/サーバー
(HTTP通信)
利用分野
-
自治体統合型GIS
オプション製品のご案内
GISエンジンとセットでもっと便利に!
オプション製品はMQDとセットでご活用いただくことで、力を発揮します。地図導入に悩み中なら、是非ご相談ください。
C/S型をWEB型にできる 「Webサーバーオプション」
地図データをサーバーに置いてネットワークを介して、クライアントPCから地図システムを操作することが多くなっています。セキュリティ要件に通信プロトコルとして、URLアクセスでサーバー内部を公開しないhttpや暗号化通信を含めたhttpsの採用、業務にあった操作や帳票出力などのユーザー要望は高度化・多様化しています。
「Webサーバーオプション」では、Webブラウザでは難しい操作性を実現した専用アプリケーションからもhttp/httpsプロトコルによる地図操作を実現します。
地図データを配置して「Webサーバーオプション」で拡張したWebサーバー、クライアントPCにMQDを使用したアプリケーションを利用することで、高速な地図表示、高度なGIS機能で操作できる地図システムがWeb型として構築できます。

位置情報を付与する 「MQジオコーダーモジュール」
現在ご利用のお客様のデータを地図システムに取り込みたい時、そのデータには住所しかなく、位置情報(緯度・経度)が無いと表示をすることができません。この時、住所から緯度・経度を求める機能が、ジオコーダーです。
「MQジオコーダーモジュール」は、市町村合併や「1丁目1番地」や「1-1」などの表記の違いの吸収をしつつ、住所から緯度・経度を求めることができます。
また、(株)ゼンリンの住宅地図(Zmap-TOWNⅡ)を利用することでより建物レベルの精度で位置情報を付与することも可能です。

最短ルートを導き出す 「MQルート検索モジュール」
地図システムを利用していると、ある地点から別の地点まで経路(ルート)を知りたくなることがあります。この時、直線距離だけでなく、道路に沿ったルートや有料道路利用した場合のルートがわかるとシステムの利便性は向上します。
「MQルート検索モジュール」では、住友電気工業(株)の拡張版全国デジタル道路地図データベースを利用します。2地点間のルートを求められることはもちろん、指定地点からの距離や時間で到達できるエリア(ドライブタイムポリゴン)を求めることや道路工事などの障害物を回避したルートを求めることもできます。
