タクシー配車システム
| システム部 ユニットリーダー 荒井 周経 様 |
顧客紹介
(株)システムオリジン様は、長年にわたりタクシー業界に特化したビジネスを展開され、タクシーシステムのトップシェアを誇っています。
タクシーシステムとして、事務処理系の「タクコン」と配車支援を目的とした「テレハイ」の主に2つのシステムを開発・販売しています。
導入背景
1986年に「テレハイ」を開発。当時は本格的なGISエンジンではなく、ラスタ地図を表示するだけの簡易的な地図を使用していた。
そこで、本格的なGISの導入を検討することになり、
弊社のGISエンジンを2004年から配車支援システムの「テレハイ」に組み込んでの開発がスタート。
今回は、開発に携わったシステム部:ユニットリーダーの荒井様にお話を伺いました。
■MQ : MapQuest を選ばれた理由は何ですか?
- 荒井様
1986年より GIS を手がけてきましたが、ずっとラスタ版のエンジンを扱ってきました。しかし、時代の流れとともにPCスペックが向上したことで、ベクトル版への移行を検討しました。
そのときのエンジン選定のポイントは、下記のようなことに重点をおき検討しました。
- 価格(システムの価格を変えない)
- スクロールの速さ(ラスタシステムより描画が遅くならない)
- 地図のきれいさ
- 地図のメンテナンスが簡単にできる
このような条件に合致したのが、御社のGISエンジンでした。
■MQ : 弊社のGISエンジンの利用方法について教えて下さい。
- 荒井様
「テレハイ」はお客様から電話があった際にCTIによって、自動的に顧客の登録住所を表示することができるシステムです。
その際に、お客様の場所から特定の範囲にいる、近いタクシーを自動的にリストアップし、地図表示することが可能です。
また、タクシーに車載しているカーナビに顧客情報と位置情報を転送し、カーナビ上に管理端末から送信された顧客情報と住所情報、お客様の位置を表示することができます。
【システム概要図】
※テレハイはカーナビ連携が必須ではありません。
■MQ : システム導入前と比べて効果はいかがですか?
- 荒井様
システム導入前は、住宅地図の紙地図番号をシステムに入力し、該当場所の地図表示を効率的に行うための工夫を試行錯誤していましたが、
GIS と CTI をシステムに込みこんだことで、業務効率が大幅にアップしました。
また、GIS はビジュアル面だけでなく、顧客の住所情報をベースのデジタル住宅地図データから自動的に取得することができるため、
顧客情報の登録、タクシーへの顧客情報の表示が非常に効率的になりました。
■MQ : MapQuestのGISエンジンを使用された感想は?
- 荒井様
導入前に、他社の GISエンジンも検討しましたが、専門的な GIS に使用するような機能まで盛り込まれており、使用しない機能が多すぎでした。
また、それにより価格が高く、当社のニーズには合致しませんでした。
その理由として最も優れていたと感じるポイントは、サンプル群が非常に充実しているため、全ての機能を覚えなくても、
ある程度サンプルの組み合わせでアプリケーション開発ができてしまったことです。これにより開発工数を大幅に削減することができました。
■MQ : 今後の業界の傾向について教えて下さい。
- 荒井様
タクシー無線が2013年にアナログからデジタルに切り替わることで、現在のシステムのリプレースが多いと思われます。
従って、業界では今後も我々の「テレハイ」の需要は増えていくと考えています。
■MQ : MapQuestへ今後期待することはありますか?
- 荒井様
現在のシステムはほぼフルに GIS 機能をつけていますが、今後無線のデジタル化に伴い、
GPS 追跡機能にスピードが必要になると予想しています。
現状では、今のGISエンジンで十分な描画スピードが実現できていますが、今後はさらに描画スピードが求められてくると思いますので、
MapQuestにもこの点について更なる向上を期待しています。
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