地図を活用して獣害の悩みを解決!「やるシカない!」[MQ-News 2017年8月3号] - GISのマップクエスト

MapQuest Newsです。こんにちは。いつもメルマガをご覧いただきありがとうございます。今回のメルマガは、自治体の「獣害対策」における地図の活用をご紹介いたします。

「獣害対策」といえば、先日、JA木更津が獣害対策の「秘密兵器」吠えるオオカミの模型「スーパーモンスターウルフ」を発表しました。オオカミにそっくりの姿で赤外線センサーで動物を感知すると、咆哮音を発し、目が赤く点滅します。音と光と姿で動物に点滴と認識させ、寄せ付けなくする効果を期待しているとのことです。しかし、効果的な場所に設置しないと意味がありません。こんな時、地図を活用すると効果が期待できるのではないでしょうか。

全国の野生動物による被害状況

【農作物の被害】
農林水産省が取りまとめた平成27年度の全国の野生鳥獣による農作物被害状況として、被害総額が176億円、被害面積は8万1千ha、被害量50万tに上ります。主要な獣種別の被害金額で見ると、最も高い被害金額を出したのは60億円で、シカによる被害でした。

【森林の被害】
林野庁によると、平成27年度における野生鳥獣による森林被害面積は全国で約8千haとなっており、このうち、シカによる枝葉の食害と剥皮被害が全体の約8割を占めている状況です。シカによる被害は、年々減少する傾向ではあるが、深刻な問題であることに変わりはありません。

獣害対策に向けて

問題を解決するためには、地域住民と専門家が協力し合う必要があります。野生動物の性質、行動特性を知り、それに合わせて効果的かつ効率的な対策を行い、耕作地や森林を守る活動を継続していかなければなりません。

しかし、被害を受けた地域や野生動物の目撃情報は自治体や関連機関が個別で保有されているが、様々な情報の共有が困難で全体像が見えていないのが現状です。

そこで、弊社が愛知県森林・林業技術センター、NPO法人穂の国森林探偵事務所と協力して、シカによる獣害対策支援アプリ「やるシカない!」を開発しました。

「やるシカない!」とは?

シカによる獣害対策支援アプリ「やるシカない!」の最大の特長は、地図上でシカによる被害地域や目撃情報を重ね合わせて一度に可視化できることです。地図を活用することで、全体像の把握や迅速な情報共有が容易になります。

また、シカが出現しやすいエリアや被害が起きやすいエリアも予測できるようになり、防護柵や捕獲罠の効果的な設置場所の選定に役立っています。「やるシカない!」を活用して、確実かつ効率的な獣害対策が期待できます。

「やるシカない!」の詳細はこちら

獣害対策支援システム「やるシカない!」に関するお問合せやGISの導入に関するご相談を随時承ります。お気軽にお問合せください。